Jong-Goo Yi

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キム・アンド・チャン法律事務所に入所する以前は、韓国の金融委員会（FSC）の委員を3年間（2008～2011年）務め、国際業務などを担当した。また、世界金融危機後の世界的な金融規制改革努力を調整するため、G20首脳の委任に基づき設立された国際組織である金融安定理事会の運営委員会で韓国代表を務めた。

FSC入社以前は、ニューヨークのサリバン＆クロムウェル法律事務所やシャーマン＆スターリング法律事務所など、世界的な大手法律事務所で弁護士として活躍。

キム・アンド・チャン法律事務所に入所して以来、韓国で活動するグローバル企業（金融、非金融を問わず）が直面する規制コンプライアンス問題に積極的に取り組んでいる。

現在、金融規制改革アジェンダに関する韓国金融委員会委員長の諮問委員会である金融規制改革委員会の委員、および中央銀行デジタル通貨（CBDC）を含む金融イノベーションに関する韓国銀行のアドバイザーを務めている。また、釜山市のデジタル資産取引所設立のための市長委員会のメンバーであり、ブロックチェーン技術と仮想資産サービスプロバイダーの業界団体である韓国ブロックチェーン協会の自主規制委員会の委員長を務めた。また、太平洋弁護士会銀行・金融・証券委員会副委員長、経済財政部金融審議会委員などを歴任。また、韓国の上場・非上場企業の取締役を歴任。

学術界でも活躍。ソウル大学の金融法センターが隔月刊で発行している『ビジネス・金融・法』（Business, Finance and Law、以下「BFL」）の編集者を務めた。現在は梨花女子大学経営学部の非常勤教授であり、高麗大学と延世大学の国際大学院でも非常勤教授を務めた。Journal of Law, Economics and Organization』、『BFL』、『Commercial Law Review』に掲載された論文をはじめ、経済、金融、法律、規制問題に関する多くの論文を執筆し、金融問題に関する講演や講義も数多く行っている。

1981年ソウル国立大学経済学部卒業、1990年スタンフォード大学ロースクール法学博士号、1991年スタンフォード大学経済学博士号取得。